平成18年度窯業同窓会総会議事録
1.開催要領
(1) 日時:平成18年6月17日 16時15分〜17時15分 (2) 場所:東京工業大学無機材料工学科南7号館2階講義室 (3) 出席:47名
2.議事
(1) 開会の辞:山岸千丈副会長 (2) 開会挨拶:山内尚隆会長 @ 窯業同窓会の全国組織化と会員増強 海外を含めて6支部結成。母校入学希望者の全国拡大を図りたい。 A 学年幹事の増強 全学年を網羅する。転勤などで交代に当たっては後任を推薦してもらいたい。卒業論文賞受賞者は学年幹事に任命する。 B 勉強会(発展型)の保留と窯友会との連携 勉強会3テーマの活動は保留する。研究発表会・学生見学会に協賛する。窯友会活動を支援する。 C 見学会開催と人間国宝島岡達三氏支援 今年度も見学会を開催する。島岡氏の米寿祝賀会(発起人代表中澤氏)を10月1日に開催する。同氏の文化功労者への推挙活動を継続する。 D 会計・監査体制を強化 会計委員会を強化、監査担当も設けた。 (3) 議事外行事 @ 物故者追悼 A セラミックス協会賞受賞者紹介 B 卒業50周年記念 記念品贈呈 御出席の森田直文氏へ村田浩先生の作品が贈呈された(欠席の5名には送付)。 村田先生談:同じモチーフで8作目になった。自分でも良くできていると思う。 C 優秀卒業論文賞表彰 石井智さん,滝沢佳世さん D 大澤栄也氏へ記念品贈呈 長い間本会事務局を御担当の大澤氏に記念品を贈呈した。 後任の多賀三千代氏紹介。事務は関東支部も協力して行く旨表明。 (4) 最近の学内の動き @ 大岡山:松尾陽太郎教授 ² 本学を含む全ての国立大学は2004年4月に独立行政法人になり、各種制度が変わった。例えば、労働基本法に準拠して、各事業所から過半数代表が選出され、労使協定締結に当たる事になった。先生方も非公務員(見なし公務員)となり、呼称も教官から教員に,退官から退職に変わった。 ² 従来は教授会自治と言われるほど学部教授会の力が強かったが、独立行政法人化以降は全ての事項は最終的には学長が役員会に諮って決定されるようになった。 ² 研究所などの一部の部署で助手、助教授に任期制を採用するところが出てきた。事務職、技術職、教育職を問わず、個人評価が給与に反映される方向にある。 ² 全学組織として、統合研究院が発足した。5年間のプログラムを推進中で、研究所の再編も行なわれつつある。 ² 修士・博士一貫コースが開設され、学卒後最短3年間で博士号を取得できることになった。 ² 付属高校がスーパーサイエンス高校に指定され、本学教員が教える授業が増えた他、高大連携による入試(10名分の枠)開始された。 ² 学科内人事としては、水谷先生の後任に田中順三教授が就任され、大澤技術員が退職された。 A すずかけ台:安田榮一教授 ² シンドラー社製エレベーター騒動で御心配をかけた。学生のブログに故障の全てが記載してあって有名になったもの。 ² 研究内容などについては応用セラミックス研究所の新しいニュースレターを持参したのでそれを見て欲しい。
² 構造デザイン研究センターが目標を達成し、新たにセキュアマテリアル研究センターが発足した。 ² 田邊靖博助教授が名古屋大学教授として転出され、吉本護助教授が本学総理工の教授に昇任された。 (5) 審議事項 @ 平成17年度事業報告:尾島正男副会長報告 A 平成18年度事業計画:上に同じ B 平成17年度決算,平成18年度予算報告:石原幸正副会長報告 l 会計:武孝夫副会長,中川順吉氏が担当した。 l 会費収入:名簿出版の翌年は増加するが、本予算では平年並みを想定した。 l 予備費:5百万円を超える。事業計画が平年並みであることの証左。 l 支部予算:設立準備の支部予算も確保しインフラ整備ができるようにした。 l 事務局経費:これまで大学の御配慮に依存していたが予算化した。 l 会費:必ずしも納入率が良くない。向上を図りたい。
C 規約改正:山岸千丈副会長説明
D 支部長挨拶 l 尾島正男関東支部長:窯業同窓会本部行事の実働部隊として活動する。 l 畠平誠一東海支部長:11月4日に50名の参加の下、講演会を含む支部総会を開催した。北陸3県にも案内を出している。 l 古丸勇関西支部長:必ずしも活発ではないので活性化したい。 l 大熊換九州支部長:昨年支部設立のお話を聞いた。具体化中である。 l 吉田一栄東北・北海道支部設立準備委員長:設立に向けて準備中である。 l 宮崎陽允中国・四国支部設立準備委員長:設立に向けて準備中である。 E 役員改選 l 支部長に一部交代があった。 l 辞任者の交代以外昨年度と同じ全員の留任を提案する。
以上 (議事録作成:尾花 博) |